からくり儀右衛門展  
2006/04/29


東野進氏による実演と解説

小さいものは右側のモニタに映るので後ろの方で見ていてもわかりやすい。


ワイヤレスマイクの調子がおかしい
電池換えたり、違うマイクにかえたりしたがいまひとつ
「このからくりも朝から使ってて疲れている」と笑い

 

弓曳き童子

久留米市の所有物なのですが
あちこち出張しているので久留米にある方が珍しいくらい。
四本の矢を順番に取って射る
一本だけわざと外れる様になっている。
 
的に当ると満足気外、れると悔しそうな顔に見えるから不思議
顔の表情が変わるわけではない。

 

茶運び人形

ノーマルサイズ

世界最小?

材料はケヤキ、ヒノキ、ベッコウ、鯨のヒゲ

 

さらに世界最小

ちっさ!でもちゃんと動く
足をパタパタといった感じの動きでかわいい
これだけ小さいともう木では作れない
象牙、ベッコウ、鯨のヒゲを使っているので海外持ち出し不可。
小さいので湯のみを乗せにくいので100円玉で代用
でも500円玉のほうが元気がいいとか

 

屋形船

昨年発見された世界最小「根付からくり」 約4.5cm
8mmの船頭が艪を漕ぎながら進む
直径2mmのギアも手でつくってある
手前にあるのはネジ巻き


三つ並べた大きさ比較
屋形船に立て掛けてあるのは一円玉
後ろの黒いのが屋形船のケースになる根付

 

段返り人形

水銀からくりと言われる物
これは棒の長さが10センチ程度
昔作られた本物は30cmくらいあるそうです。

「器用な人なら1週間で、不器用な人でも2週間で作れる、だた調整に一年半掛かる」
(会場から笑い)

階段の調整が難しい。

 

 

文字書き人形

右手に持った筆を、墨の入った硯につけ文字を書く。
松、竹、梅、寿の4種の文字が書ける
書き終わると額縁が反転して書いた文字を披露する。

 
小物もしっかり作られている。

 
書き上がった文字、私なんかより遥かに達筆。

書いてるとこのムービーをアップしました。

こちら 文字書き人形 動画

 

万年時計

正式名称は『万年自鳴鐘』
 
ケース内のためうまく撮れませんでしたが。
佐賀の博物館では写真撮影不可だったのを考えると
かなりオープンでした。

その他の展示物


TORISuTEA
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